東電が管理職に一律１０万円支給!?

超が付く優良企業であった東京電力
新卒者の人気企業ランキングでも常に上位に位置した

東北大震災・原発事故を区切りに一変した
しかし一変したのは実際には印象だけである

株式会社と言いながら実際は国営の独占企業
どんなことをしても赤字にならない総括原価方式

官僚の天下り先であり
超厚遇の社会保障

スポーツに多額の経費を割き
無意味な広告宣伝費を浪費する

それでも絶対に赤字になることがない
おかしなことではないか

そんな会社が管理職に一時金10万円を支給するという
理由は管理職の離職者を減らすためである

原発事故後給与の減額があった
管理職で3割で一般職で2割の削減である

そのため残業代のつかない管理職は
下手すると一般職より手取りが少なくなることもあるという

だからこその引き留め一時金と言うのだが
やまり何かおかしくないか

まず言いたいのは
2割3割の給与減額をしても一般の会社に比べれば高給取りである

さらに一切削減されていない社会保障
となればやはり超優良企業並みである

次に原発を利用できないことによって
輸入原価が上がったことをいいことに電気代を値上げしていること

利用者からは値上げしておいて
管理職に総額5億円の一時金とは納得できるか

そもそもそんなに管理職が必要なのか
原発事故による責任一つとっていない東電になんの管理職なのか

事故を起こした原因に東電の不備を疑われているなか
何もしなかった東電である

高給取りが自ら辞めていくのであれば万々歳ではないか
職を求めている人はたくさんいるのである

3年もすれば通常にもどる
新規入社させれば良いことである

給与減額よりも東電の未来を疑って辞めているのだ
とは言え全員辞める訳ではない

元来給与4割から6割のカットが妥当であろう
さらに社会保障の大幅な削減

退職金を無くせと言っているわけではない
退職金も減額し諸手当を無くせば良いだけである

東京電力と官僚はやはり無能である
何故分からないのか

民主主義国家は建前で実際は社会主義国家の日本
それでいいはずがない