ネット選挙解禁で何が変わる？いや変わらない！

今回の参院選からネット選挙が解禁された
メディアでは盛んに報道されている

何が変わったのか？
実際には何も変わっていない

ネットで投票ができるようになれば大きく変わる
投票率も上がり若年層の関心が高まること間違いなしである

しかし残念ながらネットとはそこまで信頼のおけるものではない
現状ではまだまだ先に進んでいる未知なるものなのである

ネットが一般に浸透してはいるが
ネット上での犯罪が莫大な数あるのも事実である

そしてそれを捕まえられないのもまた事実
ネットとはやはり不安定この上ない

この不安定なのもで告知をできるようになったネット選挙
我々一般国民にとってはさほど変化はない

何故ならネット告知とは
本屋に告知本を並べているのと同じなのである

有権者が見に行かないと見れないのである
またはその告知を見ないと存在すら知れないことになる

さらに言うならばネットの優位性は地理に左右されないことである
世界どこにいても閲覧することができる

しかし選挙に関して言うと
比例代表選挙はあるがもう一方は中選挙区である

居住の地域での立候補者に投票する
そうなればネットの優位性などあまり意味は無い

衆議院選に関して言えば小選挙区である為に
もっと関係の薄いものとなっていく

町を歩いていると立候補者のポスターやのぼりなどを見かける
こちらの方がよほど我々の目に留まっているだろう

私は楽天やヤフーの批判をしているが
彼らは不安定要素の中で良いとこどりしかしていないから認められない

逆を突かれたらおしまいな中
法整備の不備という隙間産業で莫大な利益のみを上げているのである

中国が世界にハッキングを国家ぐるみで行っているが
完全なる対応策が無い

このような状況で
本当のネット選挙は不可能である